ゲストを思う結婚式のカタチ。
may 03, 2014 / Case
Location
富山電気ビルデイング
Overview
日枝神社挙式 65名の披露宴
主賓のご挨拶で
「このような日本人らしさが溢れた結婚式に招待してくれてありがとうございます。」
と言われるくらい、日本の素晴らしい伝統が随所に感じられる披露宴でした。
好評だったのは、祝儀袋の形をした和柄の風呂敷を席札がわりにしたことや、鏡開きや屋移りの儀。
88才の誕生日を迎えるお婆ちゃんに、米寿のお祝いの目録も贈りました。
ゲストを思う気持ちを優先して結婚式の準備を始められたお二人は、ハレの日を大切に迎えられました。
そんな新郎様より披露宴後にメールを頂きましたので、ご紹介いたしますね!
(ご本人様了承済み)
西嶋さんと初めての打ち合わせでお願いしたことは一つだけでした。
「ゲストに失礼のない披露宴にしたい。」
それ以外は特別な要望はありませんでした。
僕自身特別結婚式に意味を見出せず、彼女がやりたいと言っているから、やろうと思っただけでしたし、特段こだわりもなく、質素な式でいい、とにかくお金はかけたくないと考えていました。
この時期、心配していたことはお金の心配でした。新居も決まっていない、生活の道具も揃っていない、無い無い尽くしなのに「今後の生活には必要のない結婚式をやるなんて!」と思っていました。
僕らは、手作りのウェルカムボードや招待客個別のメッセージを書くなど披露宴でありがちな「手作り」を全くやらなかったことが大きかったかと思います。
西嶋さんから、「元々はなかったもの。無理して手作りして一杯一杯になるくらいなら作らなくても全然大丈夫。おもてなしというものは他の部分で全然フォローできます。」というアドバイスがあったからです。
後から別の結婚式場で式をあげた友人に聞いたところ、半年前から週一回2時間程度の打ち合わせをして手作りのものを作ったとのこと。勧められてやっていたとのことでしたが、大変で疲れはてていました。
同じことやらされていたら、多分終わってなかったと思います(笑)
そういう意味ではとっても楽させていただきました。
やったことは衣装決め、席次決め、引き出物決め、BGM決めくらいでしょうか?細かなところは、ほぼ、西嶋さんお任せコースでしたね。
そのおかげか、披露宴前があまりに暇で、逆に不安になりました(笑)
でも、結婚式に向けてゆっくり準備ができたと思います。
特にこだわりがなかったので、ほとんど西嶋さんにお任せでしたが、お任せだったから、希望通りになっていなかったというわけではありません!
私が目指したのは参加されるゲストに失礼のない披露宴でした。
来賓、友人からのお祝いは出来るだけ返す、満足して帰っていただくことを考えていました。
披露宴は自分たちよりもゲストを優先したかった。
想いはよく汲んでいただけました。全てにその配慮をしていただけました。
会場の雰囲気、料理、演出、全てが記憶に残るものでした。
大人の落ち着いた式ができたと思います。
たくさん結婚式に出ている友人からも好評でした。
一番良かったことは、散々文句言いながらもやってよかったと僕自身が思えたことでしょうか(笑)
家族、友人、上司同僚がいて自分たちが成り立っていると確認できました。
損した、無駄だったとは一切思っていません。(他の会場だと、もっとお金も時間もかかっていたかなぁと)
結婚式は、「やっておくべきこと」だと思いました。
最後に。
僕たちは、西嶋さんに辿り着かなければ、●●●で決めて、プランナーに嫌がられていたと思います(笑)
誠にありがたいお言葉を頂戴いたしました。
いわゆるエリートなお二人なんですが、話は脱線することが多く・・・(笑)
私も一緒になって脱線してましたけどね!
準備期間も楽しくなくちゃダメなんです!