決意を形に。

jun 08, 2014 / Case

Location
富山電気ビルデイング

Overview
和の人前式 65名の披露宴

ハミングバードの人前式は決まった形がなく、お二人の想いを取り込み、二人らしい式になるように毎回プロデュースをしています。


今回は、三々九度の代わりに大盃の儀式を取り入れました。


ご両家ご両親と新郎新婦とご列席のお客様で一番大きな盃を飲みまわすのが本来の形なのですが、新郎新婦二人の「誓いのしるし」として、7段の盃に「天・地・人・現在・過去・未来・絆」という意味を込めて、お酒を注ぎ順に移していき、7つ目の大きな盃でお二人に酒を飲みほして頂きました。


大盃のあとは、水合わせの儀式です。
水合わせの儀とは古くからの儀式で、新郎新婦の互いの実家の水を汲んできて、ひとつの杯に注ぎ合わせた水を飲む儀式の事です。


別々の環境で育った新郎新婦が、それぞれの家風の違いを乗り越えて一つとなり、二人で新たな家庭、環境を築いて行けるようにとの願いが込められています。


水は両家の母親が朝一番で汲んだものを合わせるのが正式なんですね。
これを、現代風にアレンジし、植樹の儀を執り行いました。

それぞれに深い意味があって行われていた儀式が、薄れ、なくなってきています。
もっともっと、意味を理解して、厳かに行うべきかなと思います。

面倒くさいかもしれないけど、二人が一緒になって、これから永遠に共に生きていくわけですから、少しぐらい面倒くさくても、頑張っちゃっていいんじゃないでしょうか(笑)

お色直しは、新婦のお母様がご自身の結婚式の時に着られたドレスをリフォームしてお召になられました。
お母様にはサプライズのつもりだったらしいのですが、すっかりバレてましたね(笑)

お母さんに隠し事はできないんですよ~。

大人で穏やかな素敵なお二人でした♪