ハミングバード司会担当あきらの目線
mar 18, 2024 / Columnハミングバードの結婚式の司会を担当しております、西田晶です!
趣味は毎日の晩酌と睡眠(毎日 9 時間以上寝たい願望)。
山菜採り、キノコ狩りです。
お初の方々にも以後お見知りおきのほど宜しくお願い申し上げます。
今日は「奥深き、謎も深きキノコの世界」についてお話したかったのですが・・・
いずれまたの機会に(笑)
今回は私が MC をする上での心得、心構えのお話。
本番、マイクを持つと、ものすごく緊張します。
27 年やっていても未だに手汗でマイクが滑り落ちそうになります。
でもその緊張感を持てなくなったら MC を引退と決めていますので、
緊張でガチガチの現在、引退はまだまだできません(笑)
新郎新婦、親御さんにとって一生に一度のハレの日。ゲストや関わる人にとっても同じこと。
二度とない楽しみや喜びのひととき、いつでも緊張感を持ち、心を寄り添わせ、
素晴らしい 一日の一助となるように務めています。
実は司会次第でその場の雰囲気が結構変わるんですよ♪
ですが出過ぎないよう、ほどよく謙虚に、あくまで影の存在であることを心がけています。
そして、目配り(細かなところまで気付くこと)気配り(少し先を考えること)
心配り(色んな思いを伝え感動を与えること)、新郎新婦・家族・ゲスト・自分以外のスタッフ、
どの立場にも立って考え、皆が自然に動け、心動かされるよう、配慮します。
そして、それは自分自身も迷わず喋れる根回しでもあります(笑)。
あとは何が起ころうと動揺を顔と声に出さない堂々とした立ち振る舞いと、
それを乗り切る臨機応変さとある程度の語彙力が必要です(これがなかなか出来んのですわ・・・)
ま、どっしり構えていれば何とかなることもあるんですけどね。
要は「私に任せなさい」と言うような所謂はったりをかましているって事も大事です。
ただ、自分の中でいつも、あのときはああ言えばもっと良かったな、と振り返ります。
後悔はしませんがいつも反省の日々。まだまだ、もっと上手くなれるはず!と精進しています。
[知名度三流、人気は二流、腕は一流]が座右の銘、ずっと目指しているところです。
そしてこの言葉、最近、我らがハミングバードにピッタリだな~、と思いました。
ハミングバードがプロデュース屋として産声を上げて 10 年、知る人ぞ知る、知らぬ人には謎の団体です(笑)
色んなモノ、コトを扱っています。チョコレートは売っていません(笑)
そして 10 年共に歩んで思うこと、思い出も沢山です。
ハミングバードの結婚式はいつも新鮮で面白いのです。
例えば、私は MC 以外にも何か出来ることは手伝います。
富山市のケーキ屋さんから南砺市にウエディングケーキを1人で車で運んだときはめちゃくちゃ緊張したな。
重要任務に緊張し過ぎて、間違えて前日にケーキ屋さんに行ってパティシエさんを驚かせてしまったりwww
他にも和装人前式の時に、九重の盃が倒れた時は、新郎新婦が笑いながらすかさずしゃがみ込んで拾ってくれたり!
西嶋プロデューサーと三人で笑いながら盃を直す姿を見ていると、この2人は、
どんな状況でもこうやって直ぐに現実に向き合い、助け合える、強く優しい夫婦になると思いました。
本当に優しいお二人でしたねー。
そこにいたゲストの皆様も共に笑い、和やかなお式になりました。
色んなことがしみじみと思い出されるけれど、他の会場さんは必ず、
披露宴前にスタッフ全員を集めミーティングがありますが、西嶋プロデューサーは基本しません。
スタッフは各々で確認したい事項だけ、準備の隙間で西嶋氏に訊ねるのですけど、
だいたい「任せっちゃ、好きにやられ」の一言。
この「任せる」が結構なプレッシャーなんですよ。
だけど任せられたから、やらなきゃいけない、信じてくれているから任せてくれるので、
その期待に添えるよう、信頼を裏切らないよう、心を熱く燃やして自分の仕事をするしかないのです。
実は、この「任せる」という行動が、実力以上の力を引き出してくれるんですよ。
なかなかの策士w
ミーティングをしないのは、各担当スタッフを信用してくれているからだし、
準備で忙しい披露宴の前に、わざわざミーティングをしなくても、
事前に情報の共有もされているし、確実に間違いがあってはいけないことは、
ちゃんとお知らせされているからです。
そして西嶋プロデューサーは、新郎新婦から絶大な信頼を寄せられていますしね。
まぁそれ以前に、ハミングバードのスタッフは癖強な個性的な面々で、
それぞれがプロフェッショナルな武士(もののふ)達の集まりですから、
何の心配もいらないのですよ。
全員が聞くまでもなく、自分のやらなきゃいけないことを理解していますし、
ハミングバードの結婚式のスタッフは歴20年以上のベテランしかおりませんw
このコラムのアイキャッチ画像のお嫁さんの結婚式の時の話は未だに話題になるのですが
全米が泣いた!レベルでした。
想定外の雰囲気に会場が静かになり、新郎とお父さんのキャッチボールの音だけが会場に響いていました。
そこに被せる西田節。
本当にその場の雰囲気と感情に合わせたナレーションができたと思っています。
プロデューサーからも絶賛してもらった、西田節です(笑)
プロデューサーが両家と何ヶ月もかけて準備して迎えたハレの日当日。
美容師さんが花嫁さんをより美しく仕上げてくれた!めっちゃ可愛い♡
花屋さんが会場をお洒落に飾ってくれた!想像以上に素敵♡
カメラマンもノッて来た‼
さぁバトンが回ってきました。
ここから刀の代わりにマイクを持ち、西田節をお聞かせ致しますよー!
こうご期待♡。